亡くなられた後に必要なお手続きには大きく分けて2つあります。
一つは、法的手続きです。
〇法的手続きとは
・相続財産管理人の選任 などです
法的手続きは「相続」です。財産の多い・少ないに関わらず必ず手続きは必要です。
もう一つは、事務手続きです。
〇事務手続きとは
・遺体の引取り
・葬儀、火葬、納骨
・住居内の遺品整理
・各種解約手続き です。
事務手続きの範囲は広く、遺体の引取り、葬儀会社への連絡、病室の片づけ、治療代の支払い、お通夜、告別式、納骨など様々です。
法的手続きや事務手続きを処理するために遺言書作成・死後事務委任契約を結びましょう
遺言書の作成によって、自身の財産を誰に相続させるか、どれくらい分割するかなど、自由に決めることができます。しかし、遺言書の作成だけでは財産についてしか決めることはできません。死後事務委任契約を結ぶことにより亡くなられた後の事務手続きについても受任者が行ってくれます。
遺言書を作成するにしても死後事務委任契約を結ぶにしても、自分の死後の手続きを任せる事ができる人を探しておく事が望ましいでしょう。もし周りに適任者が見つからない場合は行政書士などの専門職へのご相談をお勧めいたします。