こんにちは!中小企業サポーター行政書士の横山です。
2度目の緊急事態宣言が発出されました。それに伴って一都三県の飲食店の営業を夜8時までとするよう政府から要請がありました。
本当に厳しい状況が続いていますね。事業継続の厳しさはもちろんですが得られる収入が減れば当然生活も苦しくなります。一方でそもそも経済が回らなければ日本という国は終わってしまいます。
本当に厳しい。
厳しいですが、でもここは補助金や協力金を上手に活用して乗り越えましょう!
この記事ではこの先打ち出される補助金・協力金の情報と締め切り間近のものとをご紹介します。参考になればと思います。
①<飲食店向け>時短の協力要請に応じた店舗に対して支給される協力金(千葉県の場合)
一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)において同様のサービスがありますので、詳しくは各都県のホームページをご覧ください。
【支給内容】
(1)東葛地域及び千葉市の場合
(a)酒類を提供していて、通常20時よりも遅く営業をしているお店 ⇒ 1月8日から時短に協力される場合最大186万円の支給
(b)酒類を提供していなくて、通常20時よりも遅く営業しているお店 ⇒ 1月12日から時短に協力される場合最大162万円の支給
(2)(1)以外の地域
酒類を提供しているかいないかに関わらず、通常20時よりも遅く営業しているお店 ⇒月12日から時短に協力される場合最大162万円の支給
※酒類を提供する場合は11時から19時までとすること
【申請期間】
2月8日以降受付開始予定
【申請書類】
- 千葉県感染拡大防止対策協力金申請書兼実施報告書
- 誓約書(虚偽がないこと、店名等の公表に同意することを含む)
- 飲食店営業許可証または喫茶店営業許可証の写し
- 売上台帳の写し
- 酒類の提供を行っていたことがわかる書類(例:メニュー表、酒類の仕入れがわかる書類等)※該当する飲食店のみ
- 営業時間短縮または休業の状況が確認できる書類(例:店頭への掲示、メニュー表への記載、店舗HPへの掲載等、店舗名や営業時間の短縮期間が明示されているもの)
- 営業時間短縮要請の期間中に感染拡大防止対策を実施していたことが確認できる書類(休業した場合は不要)(例:感染拡大防止対策の実施状況が分かる写真等)
くわしくは下記URLをご覧ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/kyouryokukin0108-2.html
②<中小企業・中堅企業向け>今年の目玉補助金!中小企業等事業再構築促進補助金!
事業再構築補助金は、上述の現状を重く見た政府が、12月15日の臨時閣議で決定した「追加経済対策」の1つで、2021年に募集されることが見込まれています。
新規事業分野への進出等の新分野展開、業態転換、事業再編などに取り組む中小企業を対象に、最大で1億円の補助がある補助金になっています。
募集が始まった際はぜひ検討してみてください。
【申請条件】
1.申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している中小企業等。
2.事業計画を認定支援機関や金融機関と策定し、一体となって事業再構築に取り組む中小企業等。
3.補助事業終了後3~5年で付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加、又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加の達成。
【補助額】
<中小企業>
通常枠 補助額100万円~6000万円 補助率 2/3
卒業枠 補助額6000万円~1億円 補助率 2/3
<中堅企業>
通常枠 補助額100万円~8000万円 補助率 1/2(4000万円超は1/3)
グローバルV字回復枠 補助額8000万円~1億円 補助率 1/2
【対象経費】
建物費、建物改修費、設備費、システム購入費、外注費、研修費、技術導入費、広告宣伝費、販売促進費等
【補助金活用イメージ】
・衣服販売業を営んでいたが、ネットでの販売事業に転換
・レストラン経営をしていたが、オンラインでの注文サービスを新たに開始、デリバリーの開始 など
多くの企業が対象になる可能性がありますし、補助額も大きいですので、該当する事業者様は活用されてみてはいかがでしょうか?募集開始や申請方法などくわしいことがわかりましたらまた記事にしていきます。
③その他 締め切り間近の補助金・給付金
1月15日まで | 持続化給付金 | 家賃支援給付金 |
2月5日締め切り | 小規模事業者持続化補助金 | |
2月19日締め切り | ものづくり補助金 |
いかがでしたでしょうか?これからも様々な補助金・給付金が発表される可能性もあります。当事務所からも情報をこまめに発信していけたらと思います。
この大変な状況下を乗り越えましょう!